Fujieda City- 藤枝市と志太泉

藤枝市と志太泉

 酒蔵は、本来その風土に根ざしたものであり、地産地消という言葉が使われる以前からあたりまえのように、地元の米と水を用いて、もっぱら地元の人々に消費される酒を醸してまいりました。現在でも瀬戸川の伏流水と静岡県酵母地元のお米を使い酒を造ります。そして地元の志太地区にに全体の約50%を出荷する伝統的な酒蔵の在り方を踏襲しております。
 酒蔵のある自然環境は、蔵の貴重な財産となっております。酒蔵は瀬戸川上流の山間の集落宮原にあります。清冽なはもちろん、澄み切った空気、市街地から比べると1℃くらい冷え込む気温等、酒造りに非常に恵また環境です。蔵の向かいは瀬戸川の堤防で春にはが咲きそろいます。桜と酒蔵のある風景は日本の原風景のようです。


 古くは志太郡と称される瀬戸川流域(志太平野)は、初亀・喜久酔・磯自慢・志太泉・杉錦の5つの蔵が自家醸造を続けております。評価の高い蔵元が多く吟醸酒の銘醸地となっております。これは、当地の蔵元が、代々酒造りの量ではなく品質を競い合ってきたためです。現在では各蔵元の共催で春に新酒の発表会として志太平野美酒物語が開催しております。藤枝市内の4蔵は、藤枝四傑として「藤枝の誇り」「安心の証」「コトづくり」という点に優れた商品に付与される称号藤枝セレクションに選定されています。
 (志太杜氏発祥の地でもある志太地区酒造業の詳細については、地酒ライター鈴木真弓氏によるこちらをご閲覧ください)
 ただし、静岡県は、志太平野を中心に多数の銘譲蔵がありながら、県内で消費される日本酒のうち静岡県産酒の消費割合が20%未満と極端に少ない県です。つまり静岡県の酒は専門的な評価の高いにもかかわらず、多くの一般の静岡県民にはまだまだその良さが知られていないです。静岡県民の皆様、藤枝市の皆様、東北や新潟にもおいしい日本酒はありますが、地元にも美味しい酒はあります。ぜひ地元の新鮮な美味しいものを食べながら、お店でもおうちでも志太泉を飲みましょう。


 また伝統のあるお菓子といえば、おたけせんべい。また、最近はスイーツの町ふじえだと言われるほど多くのお菓子屋さんが頑張っております。志太泉の純米大吟醸を使った酒ケーキもあります。
また最近では早朝からラーメンを食べる朝ラーが有名になりました。また地元の特産しいたけを使ったせとやコロッケもございます。藤枝市では、藤枝が


 藤枝といえばなんといってもサッカーの街です。平成20年には河井陽介選手(現 清水)を中心にした藤枝東高校が全国サッカー高校選手権に出場し見事準優勝しました。志太泉ではこの快挙を記念して準優勝記念酒を発売させて頂きました。サッカー最中というサッカーボール型の最中もあります。そして藤枝東高校の近くの奥洲屋にて、サッカーボール型日本酒「初蹴」を発売しております。
 藤枝東高校は多くのサッカー選手を輩出しております。元日本代表の中山雅史選手は志太泉の社長の同級生で遠い親戚です。元日本代表レッズの山田暢久選手(蔵の近くの稲葉出身)、長谷部誠(現フランクフルト)選手もおります。また山田大記(カールスルーエ)、成岡翔(新潟)、赤星貴文(ウファ)、村松大輔(徳島)、大井健太郎(新潟)各選手など多くのプレーヤーが活躍しています。
 藤枝MYFCはJ3に所属していつかはJ1を狙っています。女子サッカーでは、藤枝順心高校は高校日本一となったこともあります。ルクレMYFC、アスレジーナがなでしこリーグを目指しています。


 藤枝市は、小川国夫藤枝静雄などの一風変わった文学者を輩出しており、藤枝市文学館では彼らの作品世界について展示しております。
 初夏の藤の季節には、蓮華寺池公園藤まつりが開催されます。夏には蓮華寺池の花火大会。秋にはせとやまるかじりや滝の谷もみじまつりも開催されます。温泉好きには、志太温泉潮生館瀬戸谷温泉ゆらくもございます。
 蔵も、昔とは違った形で、地域と関わりつつあります。平成25年5月には、健康ウォーキング←(PDF file)のコースとなり、多くの人が、ウォーキングの休憩と給水を兼ねて蔵を訪れました。


志太泉酒造の場所YAHOOMAPよりこちら
蔵への交通アクセスはこちら
蔵のある瀬戸谷地区をく楽しむにはこちら
藤枝市観光協会による「ふじえだの旅」のモデルプランはこちら
志太泉の蔵のある場所の四季の風景はこちら
静岡百選の藤枝特集はこちら