蔵のある場所 静岡県藤枝市 Home>蔵のある場所
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酒蔵は、本来その土地の風土に根ざしたものであり、地産地消という言葉が使われる以前からあたりまえのように、地元の米と水を用いて、もっぱら地元の人々に消費される酒を醸してまいりました。現在の地酒流通の全国化や各地の多様な酒米の使用等、志太泉酒造の在り方も変容している面もございますが、瀬戸川の伏流水と静岡県酵母を使用し地元藤枝市に約40%を出荷する蔵の在り方は伝統的な酒蔵の在り方を踏襲しております。
 蔵のおかれている自然環境は、現在においては、蔵の貴重な財産となっております。蔵は瀬戸川の上流の山間の集落宮原にあります。清冽なはもちろん、澄み切った空気、市街地から比べると1℃くらい冷え込む気温等酒造りには非常に恵まれております。多くの酒蔵の周囲の自然環境が都市化とともに悪化した事と比較すると大変幸運でした。蔵の向かいはすぐ瀬戸川の堤防で春にはが咲きそろい、花と酒蔵のある日本の原風景のようです。
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 古くは志太郡と称される瀬戸川流域(志太平野)は、初亀・喜久酔・磯自慢・志太泉・杉錦の5つの蔵が自家醸造を続けております。日本酒の世界では評価の高い蔵元が多く吟醸酒の銘醸地となっておりますが、これは、当地の蔵元が、代々酒造りの量ではなく品質を競い合ってきたためです。現在では各蔵元の共催で春に新酒の発表会として志太平野美酒物語が開催しております。
 (志太杜氏発祥の地でもある志太地区酒造業の詳細については、地酒ライター鈴木真弓氏によるこちらをご閲覧ください)
 ただし、静岡県は、志太平野を中心に多数の銘酒蔵がありながら、県内で消費される日本酒のうち静岡県産酒の消費割合が20%未満と極端に少ない謎の場所です。静岡県の酒の専門世界での評価の高さと一般の認知度の低さはみごとなコントラストを示し、静岡の蔵元の大きな課題を残しています。静岡県民の皆様、地元のうまい物を食べながらぜひ地元のうまい酒を飲みましょう。(せとやコロッケも美味しいです。)なお志太泉が地元で飲めるお店はたくさんあります。
 また伝統のあるお菓子といえば、おたけせんべい。また、最近はスイーツの町ふじえだと言われるほど多くのお菓子屋さんが頑張っております。
 藤枝といえばなんといってもサッカーの街です。平成20年には河井選手を中心にした藤枝東高校が全国サッカー高校選手権に出場し見事準優勝しました。志太泉ではこの快挙を記念準優勝記念酒を発売させて頂きました。藤枝東高校は多くの名選手を輩出しておりますが、現役では元日本代表のジュビロ中山選手(正確には岡部町出身)私の同級生にして(遠縁の)親戚です。元日本代表レッズの山田選手(かなり蔵の近くの稲葉出身)、ドイツブンデスリーガVfLヴォルフスブルクに移籍した長谷部選手、ジュビロ成岡選手等がおります。またサッカー最中というサッカーボール型の最中もあるほどです。またいつかJリーグそいて世界へという藤枝MYFCもクラブチームも結成されています。
 藤枝市は、が、志太泉の蔵のあるさらに奥の大久保という場所には、グラススキー場がありマウンテンボードが出来ます。また藤の季節には、蓮華寺池公園藤まつりも夏には蓮華寺池の花火大会。秋にはせとやまるかじりや滝の谷もみじまつりも開催されます。温泉好きには、志太温泉瀬戸谷温泉ゆらくもございます。