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志太泉にとって最大の財産は、仕込水です。蔵元は、米は完全ではないにせよ選ぶことが出来ます。例えば静岡県の蔵元でも兵庫の山田錦は買う事は出来ます。しかし、水を買う事は現実的には難しいです。
全般的に水に恵まれた静岡県でも、やはり場所により水質の差があります。所によっては土壌に金気があり酒造りに適しない場所もあります。初代望月久作が、この場所を蔵に選んだのは、素晴らしい水が湧く土地であったからです。蓮華寺で開催されるお茶会には必ず志太泉の仕込水を使用するように名産のお茶をも引き立てる水であり。日本酒の試飲会においても、酒とともに非常に人気のある水であります。
現在でも、瀬戸川の上流の山間地という事が幸いして、周囲の自然環境は保全されております。環境破壊の進む中、蔵元の中でも、かつては素晴らしい水質の蔵の井戸水が汚染されてしまったり、むしろ安全な水道水を使ったり、水に苦労する蔵が増えてきました。そんな中、志太泉は、いう恵まれた自然環境の中、おいしい井戸水が使える蔵です。仕込水には濾過の必要もありません。
現在の仕込み水は全硬度3.3典型的な軟水です。もろみ日数を十分にとり穏やかに発酵させる事により志太泉のやわらかな酒質のベースとなります。但し醗酵力はそれほど弱くありませんので醗酵助剤等で調整する必要もありません。
蔵沿いの堤防からの
瀬戸川の風景 |
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普段は静かな川も、台風ではその様相は一変します。今年(平成14年)の6号台風の時は近年にはないほどの水量となりました。歴史的には明治43年には大水害があったと伝えられています。
| 台風6号の瀬戸川 |
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