2004.10.14 刈り入れ 小畑圃場
焼津酒米研究会の山田錦は、6月上旬の田植えが多く、ほとんどの10月上旬に刈入れ済みだが、この東益津の小畑圃場は、6月中旬田植えのため、刈り入れも10月中旬となりました。今年の山田錦は、ほぼ順調に生育していましたが、最後に問題が発生。雨の連続で実の入りが悪く、刈り遅れぎみの田圃が多かったです。また台風22号による倒伏が発生。等級もやや低い傾向があるようです。ただこういう年こそ逆に酒造りでカバーしていきたいです。
はじめは、大型コンバインで稲刈りを体験し、その後生育調査のため坪刈りを、こちらは鎌で手でかりました。
2004.8 第2回生育調査
今年の暑さのため、五百万石については、かなり生育が早まっている。山田錦はやや早まる程度、今日(8月4日現在)幼穂長が2MMから10MM、出穂は8月20日から29日ごろの予定。多少虫害の発生はあるが、昨年と比較して草丈は高く、茎数は多く、葉色はやや濃い目に経過している。いずれの指標も生育は順調である事を示しているが、これは昨年が不作の指標、今年が豊作の年の指標という事だろう。
焼津酒米研究会山田錦純米吟醸については、お酒に今後エコファーマの表示をして環境にやさしい農家が育てた米である事をPRしていく予定。
天日干しについて
まだ、収穫には早いが刈り入れについて一言。
天日干しこそ最高。機械乾燥は手抜きと言われているがそれに関しては、疑問を呈しておきたい。
最近の異常気象で、安定的に天日干しが出来る秋の安定した晴天というのが望めない。天日干しならぬ、天雨濡れになる可能性も高いし、収穫に適した時期を天日干しにこだわり失う可能性もある。
2004.7第一回生育調査
今回は参加出来ませんでしたが、例年より生育が早いとの事です。静岡県を襲った集中豪雨でかなりのたんぼが冠水しましたが、冠水時間が短かったため影響は軽微のようです。
2004.6.10 田植え
6月10日、焼津市の焼津酒米研究会の松村氏の田圃にて焼津山田錦の田植えが行われました。焼津酒米研究会のみなさん、出世城の中村さん杉錦の杉井さん、正雪の望月さん、伊東酒店さん、青野酒店さん、篠田本店さん、ゆうとの山口さんと一緒に田植えをしてきました。
今年は、ジャンボタニシも少なく好条件での田植えとなりました。田植え機だけでなく手植えもしましたが、素人は、田圃に足をとられます。
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杉錦 杉井社長 |
伊東酒店 伊東さん |
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山田錦 苗 |
高草山を望んで |
焼津酒米研究会の会員は静岡県のエコファーマーの認定を受けました。エコファーマーとは、堆肥等の活用による土づくりと化学肥料使用及び農薬使用の低減を通してより環境保全型農業を志向する農業者に対する認定制度です。
JAS有機の認定とは、農産物に対する認定と農業者に対する認定というカテゴリーの違いがありますが、より安全な食品への一歩となるものです。
(参考)農林水産省のエコファーマーに関するサイト
⇒http://www.maff.go.jp/soshiki/nousan/nousan/kanpo/jizoku.htm
(参考) JAS有機って何?
⇒http://www.maff.go.jp/soshiki/nousan/nousan/kanpo/yuuki-jas.pdf
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