Aikoku Shinsyouokoshi- 愛國 身上起 

平成26年6月田植後の南伊豆町の愛国米の田圃です。
       

風通しもよく、よい環境です。

 

かつて、疫病が流行った時、旅の僧がここを掘れば疫病がおさまると言ったと伝えられる井戸。


「古里凱旋・身上起(しんしょうおこし)」について

 明治から昭和にかけ水稲の三大品種として「亀の尾」「神力」とともに人気を博した「愛國米」はどんな米なんでしょう。

 「愛國米」の出自には複数の説があり、発祥地不明とされてきました。しかし佐々木武彦元宮城県古川農業試験場長の努力で、この「愛國米」は、宮城県舘矢間村(現在の丸森町)の蚕種家・本多三學(さんがく)が、明治二二年に静岡県賀茂郡青市村(現在の南伊豆町青市)の農家、高橋安兵衛翁が育てていた「身上起」という品種の種籾を取り寄せ、宮城県で栽培をはじめ、東北地方に向くよう品種改良されたと解明されました。

 今をときめくブランド米「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」「ササニシキ」など最近の主要品種のほとんどが伊豆発祥米「身上起」から「愛國」への血を受け継いでいることも解り、日本の米文化に多大な貢献をしたのが南伊豆産の米「身上起」です。

 「愛國米」を南伊豆で栽培し、古里の酒を造ろうと農家が立ち上がり「米」となり「酒」となって古里に凱旋してきたこの酒で、明治浪漫を感じていただければ幸いです。

(純米吟醸「身上起」の裏張りに公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会のサイト(http://www.jataff.jp/senjin4/end.html)などを参考に加筆したものとなります。)


 平成26年2月に愛国フォーラムが開催されました。このフォーラムの志太泉的要点は二つです。ひとつは、愛国米そのものがどんな米か、もうひとつは、米作と地域振興の関わりです。参考のパンフレットはこちらです。(PDFファイル)