Touji- 志太泉の杜氏.蔵人 平成26酒造年度以前  

志太泉酒造の杜氏の変遷

(以下現在は移籍されておられる杜氏様、蔵人様、及び他の御蔵には敬称をつけるべきですが、読みやすさのため敬称は略させて頂きます。何卒ご了解お願いします)

平成21酒造年度~          西原光志(能登)
平成16~20酒造年度        田中幸夫(南部)
平成14~15酒造年度        千葉心一(南部)
平成 6~13酒造年度         高橋貞實(南部)
平成 4~6酒造年度         中川国松(南部)
昭和50年ごろ~平成3酒造年度   多田信男(南部)

それ以前 佐々木杜氏(南部)


平成26酒造年度スタッフについて

杜氏 西原 光志(大阪府出身 杜氏歴7年 志太泉6年目)
酛屋 湯浅 俊作(浜松市出身 志太泉4年目)
釜屋 谷山 勝(能登出身 志太泉初年度)
麹屋 若山 健一郎(竹鶴酒造より 志太泉初年度)
助手 森岡 育江(もりおか いくえ)


平成25酒造年度スタッフについて

杜氏 西原 光志(大阪府出身 杜氏歴6年 志太泉5年目)
酛屋 渡邊 規基(神奈川県出身 志太泉7年目)
釜屋 伊藤 賢治(岩手県遠野市出身 志太泉6年目)
麹屋 湯浅 俊作(浜松市出身 志太泉3年目)
助手 森岡 育江(もりおか いくえ)


平成24酒造年度スタッフについて

杜氏 西原 光志(大阪府出身 杜氏歴5年 志太泉4年目)
船頭 渡邊 規基(神奈川県出身 志太泉6年目)
酛屋 下浦 泰彦(能登出身 志太泉3年目)
釜屋 伊藤 賢治(岩手県遠野市出身 志太泉5年目)
麹屋 湯浅 俊作(浜松市出身 志太泉2年目)
助手 森岡 育江(藤枝市)


平成23酒造年度スタッフについて
杜氏 西原光志(大阪府出身 杜氏歴4年目 志太泉3年目)
麹屋 渡邊規基(神奈川県出身 志太泉5年目)
酛屋 下浦泰彦(能登 志太泉2年目)
釜屋 伊藤賢治(岩手県遠野市出身 志太泉4年目)
船頭 湯浅俊作(浜松市出身 志太泉1年目)
助手 森岡育江(藤枝市)


平成22酒造年度スタッフについて
杜氏 西原光志(大阪府出身 杜氏歴3年目 志太泉2年度)
麹屋 渡邊規基(神奈川県出身 志太泉4年目)
船頭 下浦泰彦(能登 志太泉1年目)
釜屋 伊藤賢治(岩手県遠野市出身 志太泉3年目)
酛屋 出村正幸(能登)
助手 森岡育江(藤枝市)


平成21酒造年度スタッフについて
杜氏 西原光志(大阪府出身 杜氏歴2年目 志太泉初年度)
酛屋 田中實(能登)
船頭 平山猛(能登)
釜屋 伊藤賢治(岩手県遠野市出身 志太泉2年目)
麹屋 渡邊規基(神奈川県出身 志太泉3年目)
助手 森岡育江(藤枝市)

平成20酒造年度スタッフについて
 
平成20酒造年度は、久しぶりに米が溶けやすい年でした。また酒造りの難しさを実感しました。新人の釜屋さんもがんばりました。
杜氏 田中幸夫 頭・船頭 小原晃 釜屋 伊藤賢治 麹屋 渡邊規基 酛屋 盛川泰敬 分析 森岡育江

平成19酒造年度スタッフについて
 
平成19酒造年度は、途中で蔵人さんが体調を崩されて岩手県のお帰りになるという事もあり、改めて蔵の作業の大変さを再認識しました。残りの杜氏、蔵人と地元のメンバーが力を合わせてる事で引き締まった良い酒が出来ました。

杜氏 田中幸夫 釜屋 高島一裕  麹屋 渡邊規基 酛屋 盛川泰敬 分析 森岡育江

平成18酒造年度スタッフ
 杜氏 田中幸夫  麹屋 吉田  釜屋 高島  酛屋 山田  船頭 鈴木
分析 森岡

平成17酒造年度の製造について
今月4日より、本年度も、いよいよ製造開始となります。田中杜氏も二年目となり、真価の問われる1年となりそうです。昨年は全国鑑評会金賞という結果や上のクラスより下のクラスまで全般的な市販酒に対しても評価をいただいております。今年の造りに関しましては、基本的に前年を踏襲しておりますが、純米60%クラスの使用米のALL山田錦化精米50%クラスの静岡県酵母HD-1の使用を増やす予定です。昨年度は、原料米の品質への懸念から、米の溶けすぎを警戒しかなり固めの蒸米に仕上げました。結果的に非常に全般的に若々しい酒質となりました。 米につきましては、玄米サンプルや白米から見て、品質的には昨年よりは向上しています。但し、もちろん実際、造ってみないとわからない点は多いため本年度も蒸米を昨年並とするか多少柔らかめに仕上げるかは、経過も見ながら判断していきたいと思っております。

平成17酒造年度スタッフについて
 平成17酒造年度は、引き続き南部杜氏「田中幸夫」を中心に酒造りを行います。
 スタッフにつきましては、非常に良い麹を造っておりました児玉君が埼玉県の帝松に移ることとなりました。今年は全スタッフ協力して麹造りに取り組みます。また児玉君も帝松においても今まで培って技量を活かし良い酒造りに貢献される事を祈念しております。

杜氏 田中幸夫 頭 中塚定一 釜屋 伊藤哲也 麹屋 佐々木充吾 もと屋 高島一裕
分析 森岡育江

平成16酒造年度スタッフ

杜氏 田中幸夫
岩手県 盛岡市在住 長年岩手を代表する「岩手川」に在籍し、杜氏としても活躍した。
頭 中塚定一 釜屋 伊藤哲也 麹屋 児玉就範 酛屋 高島一裕 分析 森岡育江

平成15酒造年度スタッフ
杜氏 千葉心一 頭 及川  釜屋 伊藤  麹屋 児玉  酛屋 高嶋  分析 森岡 

平成14酒造年度スタッフ

杜氏 千葉心一

 昭和13年生まれ 岩手県花巻市在住 杜氏歴26年(平成14年当時)
宮城酒類、佐浦等を経て、昭和49年より惣誉酒造杜氏、福井県の「白龍」吉田酒造等を経て平成14酒造年度より志太泉酒造の杜氏となる。酒造りにおいては、丁寧に細心の心配りで作業を進めます。今年は特にもろみ後半でも切れのよい気持ちの良い経過のもろみが出来ました。温厚な性格で今年は蔵内まとまりもよく「和譲良酒」が実践できたかと思います。

頭 及川 
 千葉杜氏とは、長年コンビを組んでいます。(南部杜氏は、杜氏と頭が長年コンビを組む事が多いと思います)、主に酒母を担当。杜氏をよく補佐しております。

麹屋 平賀 
 酒造りの最も重要な工程のひとつ麹を担当。今年は小箱でも造りました。

釜屋 伊藤 
 横須賀市在住。海上自衛隊を経て、酒造りの世界に入り、神亀酒造、東北泉等を経て志太泉へ、もう今年でもう4年となります。原料処理に、一工夫を加え、よい蒸しが出来たと思います。
 
働 高島 
 地元藤枝市出身。開春で1年の経験を積み、今年より志太泉に、これからが期待されます。

分析係 森岡 
 分析だけではなく、粕はがしや蒸しとリすべてに活躍しています。

平成14酒造年度開始に際して
 平成14年11月3日より、平成14酒造年度の蔵入り製造開始となりました。本年度より、8年間造りを勤めました高橋杜氏より、千葉心一杜氏に杜氏が交代致します。志太泉全員が、造りにおいては、高橋杜氏の素晴らしい技術を受け継ぎ、造りにおいて「守るべき所は守り、変革すべき所は変革していく」姿勢で臨む所存です。
 しかし、酒質は基本的には昨年と同じイメージをめざしております。毎年、造りのはじめは緊張致しますが、例年にも増し今年は気が引き締まっております。ぜひとも、皆様に早く「今年のお酒を皆様に飲んでいただきたい」「昨年とは違う魅力のある酒を造りたい」思っております。昨年好評でした地元山田錦をはじめ広島「八反」での酒造りにも挑戦致します。
 麹造りでは、平成13酒造年度では、箱麹のみでしたが、一部蓋麹を採用致します。酵母の使用構成も一部変更します。皆様にはご心配を掛けるかと思いますが、ぜひご注目お願い致します。