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純米吟醸焼津山田錦H22BY 静岡県焼津市産山田錦 精米55% 静岡県酵母NEW-5 日本酒度+6.0 酸度1.3 アルコール分15-16度 爽やかな軽いバナナや梨のような吟醸香があります。第一印象はさっぱりとしたイメージですが、米の甘さやボディ感は十分あります。 <製造サイドからの視点> 今年のお米は、固く胴割れの率が高い傾向がありました。溶けたお米と溶け残るお米があり、その点は苦労しました。 純米吟醸焼津山田錦H21BY 静岡県焼津市産山田錦 精米55% 静岡県酵母NEW-5 日本酒度+5.0 酸度1.2 アルコール分15-16度 爽やかな軽いバナナや柑橘のような吟醸香と純米らしいふっくらととしたややヨード系の香りがします。味わいは、透明感があり爽やかです。ややソルティな感じもいたします。 <製造サイドからの視点> この酒の製造の順番でいきますと中後半です。前半の他の酒のもろみで予想以上にもろみ後半で溶け易い傾向がありましたので、その対策は施しました。結果としては、順調なもろみ経過をたどりました。
純米吟醸焼津酒米研究会山田錦H17BY 静岡県焼津市産山田錦 精米55% 静岡県酵母NEW-5 日本酒度+5.0 酸度1.3 アルコール分15-16度 今年も、引き締まった透明感のあるイメージの酒が出来ました。 しかしやや硬い感じがありましたが上槽後、約3ヶ月をごろより、味も上々にのってきました。 香りは柑橘系をイメージさせる瑞々しい香りです。 地元の肴ですとこの季節は鮎の塩焼きと飲みたい酒です。 <製造サイドからの視点> 米の品質については、H16BYに比べると非常に改善されました。同割れが少なくなり、吸水の時点より扱いやすかったです。
純米吟醸焼津酒米研究会山田錦H16BY 静岡県焼津市産山田錦 精米55% 静岡県酵母NEW-5 日本酒度+6.0 酸度1.3 アルコール分15-16度 軽い柑橘系の香りがあり、含み香はごく軽い林檎のようなオレンジピールのような香りがします。 味わいは、なめらかで、山田錦のなめらかな味のリが心地よい酒です。低酸ではありますが、軽快な酸も爽やかです。 この酒を(平成17年5月中旬)4日位かけて、4合瓶を1合ずつ飲みました。口開けから、4日目まで、酒の印象はそれほど劇的な変化はなく、透明感がありかつ力強さがありました。 <製造サイドからの視点> この焼津山田錦の詳細は以下の通りです。焼津酒米研究会もエコファーマーの認定を受け地域の自然環境と共存する試みを続けています。 この酒は、正調の静岡吟醸として地域に根ざした酒を目指しています。 蔵出しいちばん本醸造生原酒H15BY 静岡県焼津市産山田錦 精米55% 静岡県酵母NEW-5 日本酒度+5.0 酸度1.3 アルコール分15-16度 2003年度の焼津、山田錦は、8月の日照不足に悩まされましたが、9月以降の天候の回復により、幸いにも病虫害もなく健康に育ちました。 造りにおいては、昨年同様、精米歩合55%で静岡酵母NEW-5を使用して静岡タイプの純米吟醸を志向して造りに望みました。もろみの経過も一貫して順調で日本酒度)は順調に切れていきました。今年は3本仕込みましたが、1本はやや淡麗でドライな感じに、2本は、味幅があり含み香が豊かな感じに出来上がりました。 出来た酒はそのブレンドですので、きれいさと味幅のバランスが調度良い感じになったかと思います。もちろんまだ新酒らしい硬さはありますが、昨年よりも味が現時点でのっています。香りも、立ち香はそれぼどありませんが、含みはかなり豊かで心地よいです。 冷だけでなく、お燗でもナチュラルな旨みがやさしくのってきます。 焼津産山田錦&瀬戸川伏流水&静岡県酵母NEW-5による生粋の静岡県産吟醸ですのでぜひ静岡のお魚や野菜といっしょに組み合わせてみてください。志太泉なりに地産地消にこだわった酒です。静岡県の人がふだん飲んでおいしい日常の酒として根付くように長い時間をかけていきます。 |