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にゃんかっぷの誕生
 カップ酒は志太泉酒造ではずっと造ってきませんでした。理由は、カップ酒には、通常普通酒が入り、価格競争が激しく、価格競争においては勝ち目がない点。カップ酒を充填するラインがなく、手で詰め替えるのは、非常に手間がかかる点。カップ酒は開口部が広くそのため品質保持に問題がある点がありました。カップ酒の主要な飲み手が高年齢層であり市場も先細りが予想される点などでした。
 2005年ごろより、カップ酒ブームがおきました。このブームには、従来と違い、純米酒や純米吟醸を主体にし、年齢的にも若い日本酒をあまり飲んだことのない層をターゲットにしたという特徴がありました。もちろん従来の普通酒によるカップ酒の飲み手を否定することは、偏狭な文化的差別であり、到底容認できないという想いもありました。しかし日本酒を全く飲まない方に対する入り口を作るという事はとても大切なことだからカップ酒を造ってみようと考えました。
 カップ酒といえば、万人が想像するのは、 カップ酒界の大関というよりむしろ横綱である「ワンカップ大関」の存在です。ワンカップというのは当時英会話の練習中に思いついたとの事です。その意図する所は「一合のワン」なのか「ナンバーワンのワン」なのか真実はわかりませんが、可能性は非常に低いが「犬の鳴き声=ワン」かもしれません。それならば「猫の鳴き声=にゃん」から「にゃんかっぷ」というネーミングにして「ネコ」の絵柄のカップならば、ポップで親しみやすいカップ酒になるのではないかと思いました。また猫はねずみから酒造りの米を守る番をするという酒蔵にとっては大事な仕事をしてきました。だから杜氏や蔵人同じく酒造りに参加した功績を称えてカップに登場してもおかしくはありません。
 それでネコの絵柄を自分でイラストを描きましたがうまく描けませんでした。その時のイメージしたネコはエミリーザストレンジという絵本のネコです。それでずっとインターネットでイメージの重なるイラストレーターさんを探しました。ようやく見つけたのがCHISAさんです。何回も何回もメールをやり取りして完成したのがこの”NYAN CUP SHIDAIZUMI”のデザインです。
 お酒の中身については、米の個性があってかつ志太泉らしさがある酒という理由で、「志太泉 純米吟醸八反35号」を選びました。醸造にあたっては、静岡吟醸らしく、蒸米からこうじまでかなり固めにして、シャープに仕上げました。カップのイメージと味のイメージこれには統一感必要だと思ったからです。
(静岡県内への出荷は山田錦の純米吟醸を詰めている場合もあります。こちらもまたほどよい吟醸香がありキレの良い酒です。)

にゃんかっぷ 主要販売店
北海道・札幌 山谷商店 札幌市西区西野一条6丁目1-24 011-661-8016
東京・中野 味ノマチダヤ
神奈川・中央林間 リカーショップ越後屋
静岡・沼津 酒屋せりざわ
静岡・清水町 かのや本店
静岡・伊豆 なかじまや
静岡・清水 篠田本店エスパルスドリームプラザ店
静岡・藤枝 オレンジ酒販 藤枝市高岡2-1-5 054-635-5155
静岡・掛川 これっしか処 掛川駅構内 0537-22-1616
静岡・浜松 酒のバオオ
大阪 山中酒の店

にゃんかっぷラスタ
 2007年志太泉はリキュールの製造免許を取得して梅酒の製造を始めました。それならということで梅酒のカップも作りました。中にはぜひ梅の実も入れたいと思っておりました。梅の実のオリーブ色や梅酒の桜色からすると、カップはラスタカラー(赤、黄、緑)があうのではないかとCHISAさんに無理を言って作って頂きました。


にゃんかっぷ ラスタ 主要販売店
神奈川・中央林間 リカーショップ越後屋
静岡・沼津 酒屋せりざわ
静岡・伊豆 なかじまや
静岡・清水 篠田本店エスパルスドリームプラザ店
静岡・藤枝 オレンジ酒販 藤枝市高岡2-1-5 054-635-5155
静岡・焼津 伊東酒店 焼津市保福島1135 054-628-4030
静岡・浜松 酒のバオオ

いろいろなメディアにご紹介頂きました。
平成20年9月日経トレンディネット「ヒットの芽2008.10.08」にて。
日経新聞 CREA 楽園人 ネコグッズ図鑑 しぞーか BRATTIE SPA 女性自身 他多数