志太泉 蔵出し濁り酒の紹介
種類 使用米 精米歩合 使用酵母 アルコール度 日本酒度 酸度
本醸造酒 福岡・糸島
山田錦
60% 静岡酵母 NEW-5 約19.5 測定不能 1.6
 志太泉の濁り酒の一番の特徴は濃い事。実は、濁り酒は、日が経てば沈殿して上澄みと滓に分離して行くのだが、まだ詰めたての時点では、全部真っ白で見た目は牛乳のようである。
 香りは、静岡型の酢酸イソアミルの香りが高い。味わいはいうまでもなく濃厚だが昨年と比較するとやや軽快である。酸度が1.6(H13BY)⇒より1.7(今年度)と0.1上がりその分酸の心地よいアクセントが効いている。にごりは当然普通の清酒よりは甘いのだが、このアクセントがある口当たりがよくとつい飲んでしまう。
(無理やり言葉で説明するとカルピスの味に米の旨みを加えて、グラスに鼻を近づけるとバナナぽい吟醸香がして飲み込むと軽い林檎系の香りがしてなおかつアルコール飲料です。こう説明するとなんかまずそうですが、相当おいしいです。)
 酒を飲んで健康にというのは、根本的にムシの良すぎる話だか、常の日本酒に比べ酵母類を含みタンパク質、繊維、アミノ酸、ビタミン類が豊富で血圧効果作用のある物質の存在も確認されており、適度な飲酒のリラックス効果で健康増進にも役立つ。(←これはにごり酒に限らないが)
(データはH15BY)
720ML
H14BYの印象へ

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