純米吟醸兵庫山田錦 Home志太泉の酒>純米吟醸兵庫山田錦
純米吟醸兵庫山田錦H21BY
兵庫県産山田錦 精米50% HD-1 日本酒度+5.0 酸度1.35 アルコール分15-16度

 まず存在感のある酸が第一印象です。味わいとしてややソルティな印象があり、お米の味わいは控えめです。味のあと切れ味は良好です。

純米吟醸兵庫山田錦H15BY
兵庫県産山田錦 精米50% NEW-5 日本酒度+7.5 酸度1.45 アルコール分15-16度

 まずH13BYの純米吟醸はかなり甘く旨みにあふれ、カプロン酸エチルがほどよく効いた酒でした。今年の酒は数字だけを追いますと(日本酒度+0.5(H13BY)⇒+5.0(H14BY) 酸度1.25(H13BY)⇒1.7(H14BY)と全く異なる酒のようですが、甘酸のバランスは昨年と全く異なるはずですが、意外に飲み口のイメージが似ています。つまり数字から受けるよりも米の旨みや甘味を感じ、酸がやわらかいため酸度1.7というほど酸が前面にでた感じではありません。カプロン酸エチルの華やかさ(決してぷんぷんするほど高くはありません)と米の味わいのひろがりの良さは昨年と同じバランスです。違いをいえば今年の方が新酒時点での若さがあるという事です。ですから現時点(2月上旬)では酒はまだまだ硬いです。

純米吟醸兵庫山田錦H14BY
兵庫県産山田錦 精米50% きょうかい9号 日本酒度+5.0 酸度1.7 アルコール分15-16度
 まずH13BYの純米吟醸はかなり甘く旨みにあふれ、カプロン酸エチルがほどよく効いた酒でした。今年の酒は数字だけを追いますと(日本酒度+0.5(H13BY)⇒+5.0(H14BY) 酸度1.25(H13BY)⇒1.7(H14BY)と全く異なる酒のようですが、甘酸のバランスは昨年と全く異なるはずですが、意外に飲み口のイメージが似ています。つまり数字から受けるよりも米の旨みや甘味を感じ、酸がやわらかいため酸度1.7というほど酸が前面にでた感じではありません。カプロン酸エチルの華やかさ(決してぷんぷんするほど高くはありません)と米の味わいのひろがりの良さは昨年と同じバランスです。違いをいえば今年の方が新酒時点での若さがあるという事です。ですから現時点(平成14年2月上旬)では酒はまだまだ硬いです。