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米を半分精白し、大吟醸の表示ができる精米歩合で、特別本醸造を製造している。吟醸造りへの習作として位置づけ、香りは、立ち香よりも、含み香がやや強い。各香気成分はやや酢酸イソアミル系の香りが勝るように設計している。仕込水で使用される軟水の利点及び静岡酵母の特性を生かした、おだやかできれいな酒質が基本である。
H14BYの特徴は、日本酒度が高い(H13BY+3.0⇒H14BY+6.0)事です。しかしドライな辛口とは異なりふっくらとしてやわらかさがあります。
甘酸のバランスがよく、はじめ甘味が爽やかに軽く感じられ、その後を酸が後を追ってくる感じです。低温では淡麗に感じられますが温度が上がると味わいもしっかりしております。
初夏の天候には,最適な爽やかな酒です。
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