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| 地酒には、やはりその土地の味がよく合います。 おいしい静岡の酒の肴 １、焼津の鮪、鰹。しらす、生しらす、生桜海老等があります。 ２、水産加工品。静岡独自の黒はんぺん（うすい板状のつみれのような感じ）はんべんフライもおいしい。かまぼこ、練り物 なまりぶし まぐろかまの燻製 ３、川魚は、地元瀬戸川の鮎。さらに大井川、安倍川水系上流の山女（やまめ）。 ４、瀬戸谷地区のわらび、たらのめ、筍（たけのこ） ５、地元の新鮮な野菜、根菜。 ６、豆腐、蕎麦（原料産地は違いますが、水は瀬戸川や大井川水系です。） 山葵（わさび）漬 志太泉の酒粕を使った山葵漬もあります。夏の時期の肴には、上質の板蒲鉾ときりりと辛い山葵漬に志太泉吟醸酒を合わせたりするのも美味しい組み合わせです。秋からは、常温の純米酒ともよくあいます。 志太泉の酒粕を使用した山葵漬けは、静岡市清水区の三保屋わさび店で販売しています。通は知っている山葵漬の名店です。山葵漬けはきらいという方も多いですが、ここのわさび漬けは味に爽やかさがあります。わさび漬けのイメージがきっと変わると思います。 たけのこ 早春の味覚、特に岡部地区（瀬戸谷・葉梨地区も）は竹林が多く、アクが少なく柔らかいたけのこがとれます。高級品として首都圏の料亭でも人気です。地元では鰹節とお醤油で煮るのが一般的ですが、茹でただけで軽い苦味のあるたけのこを春の爽やかな新酒とともに味わうのも美味しいです。また破竹（はちこ）という種類の違うたけのこもとれます。 瀬戸川の鮎 6月から鮎釣りは解禁となります。瀬戸川には無数の鮎が遡上します。9月からは落ち鮎の投網漁も行われます。特別本醸造とシンプルな鮎の塩焼きは最高の組み合わせです。 志太梨（藤里梨） 食欲のでない夏の暑い日は、さっぱりとした吟醸と志太梨でしょう。地元の人にはおなじみですが、瀬戸川にかかる西高橋の辺りには涼しげな緑の梨園がひろがっています。平成21年、藤枝市内で生産される梨が藤里梨（ふじさとなし）と命名されました。大きくて瑞々しく上品に甘い梨です。喜水、新水、幸水、豊水などの品種があり、夏から秋にかけて順次収穫されていきます。 藤里梨についてSBSのスクーピーのタウンレポートがありました。→こちら しいたけ 藤枝岡部地区は良質のしいたけ産地で椎茸の問屋さんもたくさんあります。肉が厚い良質の椎茸は、炭火で串焼きにするのがぜいたくな食べ方です。純米酒の常温やお燗ともよくあいます。おうちでは、サラダ油やバターでさっとソテーしても手軽に美味しく召し上がれます。 静岡おでん（地元ケーブルテレビの取材に際して） 地元ケーブルテレビにて取材頂きました。その内容は、「おでんに合うお酒を探しにいこう」って感じのコーナーです。 冬の寒い時期に、おでんと燗酒はなんともいえないおいしい関係です。おでんには、じゃがいも、だいこんからちくわ等の練り物、もつや卵まで本当に様々なネタがあり、それがまた魅力的です。味付けも本当に薄味のものから濃い口のものまでバラエティに富んでいますが、さっぱりした素材のおでんには、志太泉吟醸と純米吟醸焼津山田錦のぬる燗。コクのある素材のおでんには、志太泉普通酒･本醸造･純米酒の燗酒などは素材と相性が良さそうです。 おでんというのも、全国様々で静岡には静岡おでんがあります。実は、ここ数年の御当地ラーメンブームの中で静岡県では、「富士宮やきそば」が有名となりました。そんな御当地料理ブームに便乗したわけでもないでしょうが「静岡おでん」最近クローズアップされています。 その特徴はまずおでんのつゆが真っ黒な事です。でも意外と塩辛くない。その秘伝はお店の人しかわかりません。ネタの特徴としては焼津名産の魚の練り物、黒はんぺん（薄いつみれ）があります。ネタはひとつずつ串にさされています。（これは、安いところではいまだに1本50円ぐらい）それに、青海苔、だしこ（かつおぶしの粉）、からし、味噌をかけて食べる庶民の食べ物です。 ケーブルテレビのスタッフと取材後に、蔵でおでんと志太泉の燗酒を飲みましたがお酒のふっくらとした丸さや米の甘味はおでんは本当においしかったです。 ＜余談＞ 静岡県以外の人には、少しなじみがないかもしれませんが、静岡でおでんは駄菓子屋で売っております。静岡県外の方には、びっくりされると思いますが、1980年代の静岡の駄菓子屋は、おでん、ところてん、かき氷、くじ、ガチャガチャそしてゲーム機（インベンダーゲームやパックマン等）までとり揃えた子供にとっては、大娯楽施設でした。ただし今はコンビニの出現により激減してしまいました。今の静岡県の子供にとっては、おでんはコンビニで買うものです。 鳥料理と志太泉純米酒 淡白でありながら旨みのある鳥料理は、志太泉の純米酒の旨みにもつながります。 PDFファイルにまとめました。 初夏の静岡のさかなと志太泉特別本醸造 初夏の志太泉特別本醸造はまだ渋さを残しつつ爽やかな味わいです。新鮮な初夏のさかなといっしょにおすすめします。 PDFファイルにまとめました。 |