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2010年頃の蔵とこのサイトの関わり
 このサイトは、志太泉酒造社長の望月雄二郎の個人サイトとして2002年ごろ立ち上げました。2005年に志太泉のドメインを登録し、株式会社志太泉酒造のオフィシャルサイト化いたしました。
 2002年当時とは、インターネットの世界も非常にかわりました。ブログやSNSやさらに最近ではツィッターなどが普及し、公式の企業サイトは、(一般的に)フォーマルで企業として普遍的な内容を取り扱い、ブログやSNSやツィッターなどがよりパーソナルで速報性(むしろ瞬間性とでもいうべきか)のある内容を取り扱うような情報の棲み分けがなされているように感じる昨今です。
 そのため、このサイトのように、フォーマルな情報だけでなく、蔵の現状をできる限りサイトを通して知って頂くという方法論は、(ブログ等が扱うべきで)すこし時代遅れのように思いますが、日本酒ですし、時代遅れぐらいがちょうど良いとも思います。
 日本酒の蔵元というのは、確かに文化的な側面もありますし、通常企業はブランド価値を高める事に邁進するものですから、サイトというのは、日本酒文化や蔵元のすばらしさを開陳する場です。しかしこのサイトに関しては、蔵元の負の面も多少含まれておりますので、必ずしもブランディングには貢献していません。 これは通常のマーケッティングの方法論の否定しているのではなく、その域外にやや逝ってしまっているサイトという事でしょう。
 しかしながら、基本的には、このサイトは志太泉酒造の情報発信を通じて志太泉のお酒の拡販とお得意先の酒販店やその先にある飲食店、消費者の方のなにかお役に立ちたいと思っております。何卒ご指導ご鞭撻よろしくお願いします。

 以下過去のサイトの案内も、非常に恥ずかしいですが残しておきました。

 2004年頃のこのサイト(当時はアンオフィシャルサイト)のついての考え
下の文章の通り、アンオフィシャルウェブサイトというのは、あくまでも一時的な仮称のつもりで、ゆくゆくはもっとクールな名前のサイトにしたいなと思っていた。そのサイト名は「志太泉アンフィルタードウェブサイト」(unfilted website)というもので、昨年春には、この名前はめちゃクールだなと自己満足に浸っていた。日本酒のマニアの方だとすぐおわかりだと思うが、アンフィルタードという単語は無濾過という意味で、日本酒業界の無濾過生原酒(しぼりたてのお酒を濾過も加水もしないで出荷するため、まさしく酒質は出来たそのまま)ブームの中で認知されつつあった。その名の通り出来れば志太泉(日本酒業界)の良いところ悪いところもすべて伝えるサイトしたいなと思っていた。(問題は名前がちょっとパクリっぽい点、奈良にはUnfilterd sakeという名酒もあるし。)
 こんな考えでいたのであったが、実際蔵の情報すべてをフィルターなしに伝えるという事は正直難しい。例えば志太泉の酒のコメントはなるべく個々の酒の特徴を肯定的に書いている。酒の特徴は解釈によってはそれを難点と捉えることも出来るが、一応商売だから自分の所の酒をけなしても意味ない。これはまさしくフィルターを通した情報といえるだろう。日本酒の業界に問題点がある事は事実だが、少し掘り下げると批判になりかねない。いずれにせよアンフィルタードウェブサイトまでは出来ないのが現実である。
 但し、オフィシャルサイトとなると、落語の目黒の秋刀魚(知らない人がほとんど?)のように、無難すぎる事しか書けないと思うので、しばらく醜い名前ではあるがもう少しアンオフィシャルウェブサイトでいってみるつもりだ。
 2010年現在、読み返すととても恥ずかしい文章です。当時の無濾過生原酒(現在まで続いてはいるが)ブームのころなので「アンフィルタードウェブサイト」と書いたのでしょう。繰り返し書きますが、恥ずかしい文章です。要するに、できるかぎり日本酒の世界のことをそのまま書きたいという意味の文章という事で深い追求はご容赦ください。 

2002年当時のサイトの方向性 
 ホームページをそもそも自作しようと考えたはじめた理由は以下の通りである。
 最近、様々な所から求められる会社概要の資料の記入欄(会社住所、電話番号、FAX番号など)にホームページアドレスの記入欄が頻繁に登場するようになった。→いままでいつも空欄で提出していたが、それもなんとなく空しい。→でもプロに依頼したらかなりお金をとられそうだ。→だったら自分で作るしかない。(機械嫌いの家庭でそろそろ我が家もパソコンでも買わないと時代に取れ残されてしまうのではないかという感じに近いかな)
 こんな極めて後ろ向きの理由でサイトを立ち上げたわけで、例えば、日本酒蔵元のBtoCでビジネスモデルを確立しようとか明確な目的意識をもって始めたわけではない。ところが、先日ホームページを改良するようなサイトをさまよっていると衝撃的な記述が目に飛び込んで来た。「なんのために運営するサイトかわからない人が運営するサイトは必要ない」。超ヤバイ。つまりこの皆様が読んでおられる目的意識の希薄なサイトは存在理由すらあやういのである。
 でも、同じくサイトをさまよう事から重大なヒントを得た。それは「ニッチを狙え」いうことだ。インターネットという巨大な世界の中で人気のある分野は競争も激しい。しかし隙間の情報は意外と薄いためそういう情報には需要がある。ということでこのサイトは「志太泉を主体に地酒の隙間的情報を発信するサイト」という事で行きたいと思う。多分そのうち挫折するとは思うが...。ある程度、まともなサイトになれば現在のアンオフィシャルサイトら改名しようと思っている。その名はきめてあるが、今のところ秘密だ。

 2002年サイト立上げ時に
 インターネットの普及は、本当にあっという間で、今では、約半分の蔵元が、いわゆるオフィシャルのウェブサイトを立ち上げています。改めて見る側の視点に立つと、おもしろい蔵元のホームページってのは2割ぐらいかなと思っています。これから飲み手が知りたいであろう事が、たくさんつまったウェブサイトにしたいとおもっております。
 現在は、志太泉酒造の望月雄二郎の個人のウェブサイトです。小さな蔵ですから、これがオフィシャルのウェブサイトといえなくもない曖昧な存在ですが、これは、アンオフィシャルウェブサイトです。なお、作成者の無知から、もっと造りこんでから立ち上げるべきものを作成途中で公開してしまいました。その点はご了承の上、また更新致しますのでこりずにまた来てくださるようお願い致します。

 ネットにについて少し
 ここを選んで書いたのは、ここならインターネットの普及は、本当にあっという間で、今では、約半分の蔵元が、いわゆるオフィシャルのウェブサイトを立ち上げています。改めて見る側の視点に立つと、おもしろい蔵元のホームページってのは2割ぐらいかなと思っています。これから飲み手が知りたいであろう事が、たくさんつまったウェブサイトにしたいとおもっております。
 現在は、志太泉酒造の望月雄二郎の個人のウェブサイトです。小さな蔵ですから、これがオフィシャルのウェブサイトとい