カスタマーとしての日本酒のイベントへの参加
 蔵元として試飲会への参加した時、いちばん普通のスタイルは、各蔵のブースが設営されていてそこで来ていただいたお客様に対応するという形式で、正直、お客様に対応するのが精一杯で全体の雰囲気とかを把握する事は難しいです。かねてからたまには、純粋な客として日本酒のイベントに参加する機会が必要だなと感じていました。
 今回たまたま、松崎晴雄氏(いつもお世話になっております)の日本酒セミナーの5周年記念のパーティーに(純粋な客として)参加してみました。全体は三部構成で、第一部は、若手の造り手、男女川、澤乃井、富久長、鷹来屋(敬称略)によるパネルディスカッション、第二部は利き酒、第三部はパーティーという構成です。
 第一部は、蔵元がそれぞれお酒を造る世界に入ったきっかけ、造りでの苦労等のお話を伺いました。時間の制約(約1時間)もあり、もう1時間位話をお聞きしたかったです。
 第二部、第三部でずっと考えた事は、結局何が目的で飲み手は、日本酒のイベントに参加するのかという事。私なりの結論は二つ「いろいろなお酒が飲みたい」「蔵元とコミュニケーションが取りたい」もちろん例外は多いにせよ単純にこう考えた方がいいように感じました。
 というわけで今回はたくさんのお酒を飲ませていただきました。酒の優劣ではなく、個人的な嗜好(志向かな)では富久長さんの今年11月に新たに発売する純米大吟醸が心に残る酒でした。 

カクテルベースとしての日本酒
 地酒まつりの時、メロースィート−10(志太泉の甘めの純米吟醸詳しくは⇒http://www5d.biglobe.ne.jp/~shidaizm/sake/mellow-10.htm)をカクテル素材にどうかという話を少しした。
 日本酒造組合中央会(我々の業界団体)を中心に日本酒の新たな需要開拓として日本酒のカクテル素材の提案はなされて来たが、あまり成功しているとはいえない。保守的な蔵元や美食家海原雄山からは日本酒の伝統を破壊するものとして厳しく批判されているようだ。(←すいません全くの出鱈目です。)冗談はさておいても基本的に、なかなか「この酒はカクテルによく合います。」とはいいにくい。
 でもこのメロースィート−10に関しては、結構いいんじゃないかと思って実際やってみた。レモン系の炭酸飲料と混ぜてみたがこれはうまくない。かなり酒の比率を下げて炭酸飲料へのフレバー付けぐらいの使い方をしないとうまくいかなかった。どうもレモンの香りと吟醸香がどうも合わない。
 やはり、付け焼刃ではだめだ。まじめに取り組むには、個々柑橘と個々の酒の吟醸香のバランスとかをまじめに考えなければ美味しいものはできないようだ。
 
ジャパニーズ グラフティ
 9月1日夜半、志太泉の倉庫のシャッターと外壁が落書きされた。鶏と猫のようにも見えるが、どうせ描くなら「志太泉を一気呑みする○泉○彌氏」を希望。(←絵になると思うんだけど)描き直してくれれば被害届は取り下げます。

日本酒の凍る温度
 個人的には、どのグレードの日本酒も冷やしすぎて飲むのはあまりお勧めしていない。(理由..冷えすぎると日本酒の香りも立たないし味わいも冷たさだけで平板という点。日本酒は味わって飲むもので乾きを癒すためのものではないという業界的傲慢な理由も少しあり)ただこの季節だけは、かなり冷やして飲むのもたまにはいいかなと思っている。渇きを癒すにはやはり冷たくないと効果も薄れるでしょう。ただ、エアコンのものすごく効いた飲食店では、まあ秋の気候もみたいなものだから、冷酒の温度帯も少し上げてみてもよいかもしれない。
 それでこの際、思い切り冷やしても、なかなか日本酒は凍らない、志太泉でも-5℃の冷蔵庫もあるが全然凍らない。家庭用の冷凍庫では、凍るのでおそらく-25℃ぐらいでは凍る。つまり日本酒の凍点は-5℃以下-25℃以上と思われるが、確実な数字はわからない。酒類はアルコール度が高ければ、高いほど凍点が下がるのでアルコール度40度以上のスピリッツ等は家庭用の冷凍庫でも凍らないと思う。(←自信がないが)お子様の自由研究にお酒は何度で凍るかというのはいかがだろう?焼酎教室の教訓
 焼酎教室に通って確認した事は、「素人である事の素晴らしさ」である。つまり日本酒を飲むときは、すべてたいした知識経験ではないにせよの過去の積み上げからの先入観をもって酒を飲んでいる。これを白紙の状態の全くニュートラルな状態から飲もうとしても、それは無理である。
 焼酎の場合は、あまり沢山の種類を飲んだことがないから、返って自分の嗜好に素直になれる。でもこれはとても幸福な事だ。

試飲会の帰り

 試飲会の帰りに、東京駅の新幹線ホームの待合室で新幹線を待っていた。私の近くには、外国人の男性が三人英語で談笑していた。また小学生の女の子を連れた他に家族連れのご夫婦を同じく待っていた。時間が来て、それぞれの車両に移動し始めたとき、突然ご家族連れの奥様が外国人の方にいきなり(Have a nice trip)とおっしゃられた、外国人の方は驚いたようだが笑って(Thank you)とおっしゃって去っていかれた。この会話に対して、私はなにか釈然としなかった。道を聞くとかなにかのきっかけで会話が始まりその最後の挨拶として(Have a nice trip)という言葉があったのなら自然だが、日本人は見ず知らずにの人に対しいきなり「よいご旅行を」をと挨拶する習慣があるのだろうか?あたりまえの事だが、その同じ奥様は私に「よいご旅行を」と言ってくれなかった。
 この発言は外国人の方が英語を話しておられ、その奥様がその言語を英語と理解しておられた故の言葉である。(Have a nice trip)は周囲に対して、私は英語理解してますよという表明に思えたのだが、所詮英語というメジャーな言語に対する反発に過ぎないのだろう。
 この話が、もしスウェーデン語されていたら根本的に私はなにもわからなかったし、(Have a nice trip)といったのがギャルで外国人3人がベッカムのようだったら、(この戯言に)男性の共感をもう少し獲得できたかもしれない。つまり、このわずかな出来事でさえ、そこに関わる人の性別、年齢、人種、言語等の付帯状況によって評価は変わりうる。(たとえ話として)もし私が一人でウズベキスタンからタジキスタンにバス旅行をしている時に見知らぬカザフ人から日本語で「よいご旅行を」といわれたら大変うれしいだろう。国際交流も一つの言葉からと素直に評価したほうがよかったのかな。

台風6号来るかな?
 早いものでもうワールドカップは遠い昔のような気がしてきた。ワールドカップ期間中に飲みに行かれた方は、ご存知と思うが、一部のサッカー観戦できる設備をもっている所以外、多くの居酒屋等はがらがらだった。負の経済効果をもろに受けてしまったようだ。さあ今月こそ台風なんかに負けずにみんなで飲みに行こう!

7月七夕の頃
 食品への違法な添加物等の使用が相次いで報道されている。これは、今に始まった事ではなく、何十年も続いてきた事のようである。
 逆に最近ほとんど聞かれなくなったのは、食品への異物混入である。一時期毎日のように(虫から何から)ありとあらゆる物が混入していたが、(報道される頻度からのみ判断すると)最近は混入しないようである。
 もちろん腐っても(?)日本の食品製造業である報道によるダメージを避けるためより製造工程の改善が図られた可能性はあるだろう。 しかしながら、常識的に考えると異物混入報道が過熱していた頃の混入率は異常なほどの高率だったし、逆に今ほとんど混入率がゼロになったとも考えにくい。
 個人的には、事象の報道から想起される頻度と現実のおこりうる頻度にはある程度乖離があると考えている。
6月父の日ノアト
 焼酎について、二回目の焼酎教室に先日行ってきた。今回は芋焼酎(2種類)泡盛(2種類)と米焼酎(1種類)を利き酒した。やはり、全3回で焼酎はとても理解出来ない。
 焼酎ファンにはいまさらいうまでもない事だろうが、焼酎は極めて地域独特も飲み物という事がわかった。例えば同じ宮崎県は、南を中心にほとんど芋のようだし、大分県は麦。静岡県と神奈川県が全然飲む酒が違うようなものだが、こちらでは考えられない事だ。
 
6月決戦は日曜日
 田植えのときから。米関係を考えていたのだけど、米に関しては、交配という形で品種改良が行われてきた。技術進歩に伴い、放射線照射による変異処理の手法や遺伝子組み替えの手法が開発されてきた。個々の手法を私は理解していないので話にもならないのだが、報道の世界では、遺伝子組み替え農作物は悪という論評が圧倒的だ。じゃあ変異処理は安全かというとそんな話は一切報道の遡上には上らない。ただ各地方での新しい農産品の開発にはかなり使われている手法だ。むしろ各地方の独自性を生かした地方の農業活性が期待できるというような好意的な表現をもって語られる事が多い。なんで、遺伝子組替え農作物は危険で変異処理農作物は安全なんだろう?専門家の人は教えていただきたい。
 ただ、現実的な事例からすると、美山錦という酒米はもっともポピュラーな変異処理酒米で広範に使用されている。(この酒米が寒冷地での酒米栽培に与えた恩恵は大きい。)だが、今のところ、おそらく美山で造った酒がうますぎて飲みすぎてアルコール中毒で亡くなられた方はいる可能性はあるが、すくなくとも変異処理とが原因でなくなられ方はいないのではないだろうか?変異処理の安全性は人体実験済という事かもしれない。
 技術進歩に対する毀誉褒貶は、時々刻々と変わって行く。また立場が違えばまた考えが違う事も当然だ。その中で蔵のとって何を取捨選択すべきは、益々難しくなっていくけれども、わからないながらも必死に考え何が最良であるかと考える努力は必要だ。

6月芒種 
 このサイトもついに1000ヒットを達成。アクセスしてくれた皆様ありがとう。リンクしていただいたサイトの皆様ありがとう。このサイトはまだ、志太泉の定番商品ですらすべて紹介していない。大変申し訳ない。これから少しずつ情報を多くしていきます。
 インターネットとの関わりでは、私はすでに失敗している。3年くらい前にメルマガをひょんな事から配信していた。自分としては面白いメルマガだと思って(だいだい自分がそう思っている時はだいたい客観的にはそうじゃないのだが)はりきって書いていたが続かなかった。もともと文章を書くのが苦手なのである。それで、配信を負担に感じ、長いこと書かないまま中途半端になってしまった。(最近復活したがあんまりおもしろくない)このサイトはその教訓から、なるべく1週間に2.3回、1回1時間くらいの更新作業時間でマイナーチェンジを繰り返し長続きするように心がけている。なんか通信添削の宣伝みたいな文章になってしまった。

ワールドカップまであと1週間
 またワールドカップのお話。静岡県内でもワールドカップ3試合がエコパというサッカースタジアムで開催される。この時こそお酒の売り時と思えるがそうでもないらしい。フーリガンにはお酒は禁物という事で、「酒の販売自粛する」「自動販売機からはお酒もお金も抜く」「空瓶も凶器となるので外におかない」という指導がなされるらしい。ストレスのたまった酒販店主がフーリガンになれば全国ニュースも夢じゃないかも?(PL表示 すべての内容はあくまで戯言です。このHPは破壊活動を推奨するものではありません)

ワールドカップまであと半月
 ワールドカップが近づいて来た。もちろん、世界的なスポーツイベントであると同時に、大きなビジネスチャンスとして捉えている企業も多い。
 日本酒界でも、FIFAの公式のライセンシーを得て正式なグッズを売り出して好調な売上を上げているという新聞記事なども、目に飛び込んでくる。実は、志太泉もサッカーボール型の陶器ワールドカップ公式球に微妙に似ている)ワールドカップ優勝杯を模したガラスボトルの営業を受けていた。特殊瓶はきらいだがサッカー好きの藤枝人の私としてはかなり心惹かれるものがあったのだが、正式のラインセンス料は巨額だと思われる。許可なくそんな商品を発売すれば、FIFAからイエローカードを出されるかもしれない。そういう感じで、営業さんに言ったら答えはこうだった。「Koria-Japanワールドカップの正式ロゴをライセンスなしに表示することは、もちろん反則だが、一切、ワールドカップを表示しないサッカーボール型の陶器であればライセンス料もいらないし、かつ実質的にワールドカップ商品として機能する。」というものだ。(法的にはどうなのかな?)まさしく、オフサイドラインぎりぎりを狙っていけという事だろう。
 もちろん、結論的には志太泉ワールドカップ記念ボトル「酒名 フーリガン」の発売は、幻に終わった。

5月母の日
 今、勢いのある酒といえば、発泡酒と乙類焼酎(本格焼酎と泡盛)である。発泡酒が人気があるのは、個人的には、不快だが、特に仕事に直接的に影響があるわけではない。でも、乙類焼酎の消費層と地酒の消費層はかなり似ていると推測されるので、かつてワインブームの時、吟醸酒の市場が侵蝕されたと同じく地酒の市場はかなり乙類焼酎に侵蝕されているのが実感だ。じゃあやはり焼酎も飲んで研究しなければまずいなという事で、カルチャースクールの焼酎教室に通いはじめた。カルチャースクールというかなり恥ずかしいのだが、他に手段がないのである。志太泉のある藤枝市で、本格焼酎を飲み比べようとしても、私は店を知らないというか、まだ多分ないのである。全3回の焼酎教室の学習成果は、追って報告いたします。

5月休日
 今日は、藤枝の蓮華寺池で藤まつりに参加した。これは、通常の試飲会とは、全然趣きがちがう。普通、我々の出かける試飲会は、少なくとも日本酒に少しは関心のある人を対象とする。(あたりまえか?)だから、会話は「雄町で酒を造るのは、リスキーですが、やりがいはありますね。」位のマニア度で格好をつけていれば良いが、今日は、全く一般の人が対象である。一般の人の酒の尺度は圧倒的に甘いか辛いという場合が多い。「辛口が好きだから辛口を下さい。」とういうやつだ。この人の意味する辛口は、酸度が高い意味だろうか、日本酒度がプラスの意味だろうか、それとも新潟系ドライなのか、アルコールがきついめの事だろうか、そこらあたりを瞬時に判断する神業が必須である。(うそ)

5月初日
 はじめに、ホームページを作成しようとした時、とりあえず、インターネットで「ホームページ作成」で検索してみた。洪水のように情報があふれていた。その情報によると、ホームページを作成するという事は、「EDITERにHTML文を書いてFTPソフトでプロバイダーに転送する事」らしい。(違うかもしれない)日本語的には、理解出来るのだが、その意味は謎だった。実は今も深い謎のままだ。やはり、ひとつの文にわからない単語が3つ以上あると意味がわかならいのは、どんな言葉も共通のようだ。
4月穀雨
 明日は、地元の市会議員選挙だ。地酒の蔵元にとってかつて選挙は稼ぎ時だったようだ。「陣中見舞いのお酒」「当選祝いの樽酒」そんなのががんがん売れたらしい。選挙活動への規制強化のため、今では選挙前日といえども静かなものだが、それでも今日は何本か樽酒の準備をした。最近は地酒という言葉は、「地方の蔵で生産され主にその土地で流通する酒」という意味より「地方で生産されるナショナルブランドの酒でない(おそらく)手造りで高品質な酒」という意味のマーケッティング用語として使われているように感じる。これはある程度現実を示している。別に悪いことではないだろうが、これからも地酒蔵の地元依存度は低くなるだろうし、当選祝いに、地元の酒で鏡開きをする事も減っていくだろう。

4月18日
 100ヒット達成。見てくれた人ありがとうございます。今のところ、検索エンジンにはひっかからないよう設定している。まだまだ、コンテンツが不足しているし、これくらいじゃ一度見れば二度目に見てくれる人は少ないだろう。でもそんな見る価値のあるページになる日は果たしてくるのだろうか?

4月吉日
 大阪に行ってきた。多分3年ぶりの大阪だ。大阪はランチの相場が安い。静岡よりもっと安い。東京で山の手線界隈でランチメニューで800円使ってもすごいまずいものを食べさせられる事が多いが、適当に入った店でも、昼に860円でオムライスとポークカツとハンバーグにスープとサラダのご馳走が食べることが出来た。レストランの味までは行かなくても十分おいしい昼食だった。(※本文はすべての大阪のランチの質を保証するものではありません)
 
4月某日
 先日、映画「ロードオブザリング」を見た。この映画の原作は、「指輪物語」。ファンタジー小説界においては「指輪物語」(ロードオブザリング)は「ナルニア国物語」と並ぶ双璧らしい。大ベストセラーとなった「ハリーポッターシリーズ」よりも遥かに深い物語世界が構築されているそうだ。といわれても、どれ一つ読んだことがないのでコメント不能だが....
 長時間の映画ではあったが、概ね飽きることもなくとても楽しめた。素直に続きを早く知りたいと思うシリーズ物なんてとても貴重だ。ただ此れってロールプレイングゲームの実写じゃんと思うのは私だけだろうか。本当は、RPGはこういうファンタジー小説を下地に創られた物だろうけど、それを知らない世代の者には、映画の描写が、RPGの画面構成をふまえて造られたように思えてしまう。でも次回作がいまから楽しみだ。ぜひ夏に公開してほしい。酒を造っている冬に公開されても、見にいけない。

この前の前に見た映画は、もののけ姫。4年1度映画を見る映画ファンより

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