杜氏を待つ秋の一日2003.10.11
千葉杜氏の蔵入りまで後1ヶ月。杜氏を待つ秋の一日をの風景です。
 今年3年目の仕込みとなる焼津酒米研究会の田圃は刈入れ直前です。志太泉の蔵見学の方々もまず、蔵見学の前に田圃の見学です。米の様子を見たり、飯米と比較していたりします。
蔵の財産仕込水。井戸の前で仕込水を味見

重要な洗米工程を説明。下は洗米用のかごです。
右 スパイラル吟洗号
上 吸水桶
大切な洗米工程の道具も出番を待っています。和釜はうるしを塗って準備は完了。 
蔵人のいない蔵はまだひっそりとしています。
こうじ用の小箱、箱、へらは使う前にもう一度洗い、天日干しをしてから使います。
麹室の内と外、そして空のの仕込みタンクまだすべては白紙です。今年はどんな麹がもろみが出来るのでしょうか? 
 今年の造りを期待しつつ、秋上がりの志太泉と地元の味(お刺身、ながらみ(巻貝です。写真左下)、黒はんぺんのフライ、長いものステーキ等)を楽しみました。
写真 坂本健 文章 望月雄二郎 [2003.10.11]