|
種類 |
使用米 |
精米歩合 |
使用酵母 |
アルコール度 |
日本酒度 |
酸度 |
純米吟醸 |
兵庫
山田錦他
|
60% |
NEW-5 |
約18.7 |
+5.0 |
1.7 |
お酒に再会 2005.07.04
約2年半後にいちべえ志太泉の会でこの酒に再会しました。かなり熱めにお燗をつけてみましたが酒の輪郭は狂わず、それぞれのお米の特徴がしっかりありました。志太泉の古酒には、独特の特徴があいそれがくせになるというご意見もうかがいました。
なお酒母、添、仲、留でそれぞれ米を変え最適の組み合わせを探ろうというプロジェクトXは、煩雑さのため志太泉でも中止されています。
今年は、三種類の米を使用しています。
酒母、初添 五百万石 使用率約25%
仲添 山田錦 使用率約30%
留添 雄山錦 使用率約45%
この三種類の米の味わいが慎重に利き酒するとそれぞれの味わいが酒の中に見つけられるおもしろい酒です。五百万石の若さ爽やかさ、山田錦のスマートなやわらかさ、雄山錦の味のひろがりが渾然一体になった感があります。(瓶詰めしたては、よく言うと米のそれぞれの味というのがわかりやすく、悪く言うと少しバラバラな感じがしましたが、時間がたって落ち着くにつれ、悪く言うとそれぞれの個性はわかりにくいが、よく言うと酒としてはまとまってきた感じです。)
酸が適度にありボディもしっかりしています。味の濃い目の料理に対しても、それに負けない力強さのある酒です。香りは、立ち香は控えめですが、含みにおいては、酢酸イソアミルとごく軽いカプロン酸エチルがありますが、あくまで味が主。香りが従の酒です。
3月1日の試飲会でも、「食中酒としていろいろなタイプ料理と合わせやすい万能ねぎのようなものですか?」という評価いただきました。
(データはH14BY) |
|
|