志太泉酒造様 志太泉酒造探訪

志太泉酒造探訪 page 3/12

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概要:
静岡県にある酒蔵、志太泉酒造のパンフレットです。志太泉酒造に興味のある方、必見です。

『この土地の水を活かした、きれいな香りと味わいのあるお酒、それが志太泉の酒です。』志太泉酒造が造るお酒の一番の特徴はなんですか?という私の唐突すぎる質問に、望月社長はそう答えてくれた。志太泉酒造の仕込み水は、蔵のすぐ脇を流れる瀬戸川の伏流水。その水は、「ドイツ硬度3 . 3」というこれ以上はないと言っていい軟水。『この一帯には今も水道が引かれていませんが、その必要がないのです。どの家も自家の井戸か、共同井戸から水を引いています。この水があったから初代・望月久作はこの地で酒造りを始めたのでしょう。』灘の宮水に代表される硬水による酒造りは、豪快な男酒の醸造に適す。しかし、軟水の利点を活かし低温でゆっくりと醸す吟醸造りを選ぶのも蔵元の個性である。また微量な鉄分やマンガンは、酒を着色させるため、不純物を取り除く蔵も多いと聞いている。『うちの井戸水は濾過をしていません。井戸から汲み上げた水をそのまま仕込みに使っています。ですから、この柔らかな水を最大限活かすのが、酒造りの基本的な指針となりますし、志太泉の特徴ともなります。』フルーツを思わせる爽やかな酸味と透明感この水を活かすことが志太泉の酒の特徴となる