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| 〔醸造アルコールとは何か〕 実は、私は結構蔵元の中でも醸造アルコールに詳しい。(酒造米に詳しければ自慢にもなるがアルコールではあまり自慢にはならないが..) 醸造アルコールは、廃糖蜜(さとうきびから砂糖を精製した後の液体色は黒でかなりの残糖分を含む)を原料にアルコール発酵させた後、蒸留して純度を高めたものである。かつては、日本の工場で発酵工程も行われていたが、廃水処理規制が強化され、発酵廃液の海中への投棄が禁止されたため、現在では、他国から粗留アルコール(廃糖蜜由来の純度が低いアルコール)を輸入し、国内では蒸留工程だけが行われている。発酵原料としては、廃糖蜜以外に甘藷、米等が用いられる事があるが、これは、国内生産農家を保護するための施策であり。その量は少ない。米、甘藷等を原料とするアルコールは、かすかに、その原料由来のフレーバーが感じられる。なお、石油精製の工程より産出されるアルコール(合成アルコール)が飲料用に使用されることはない。(某ホームページで合成アルコールが使用される事があると思うと書いてあった。いいかげんな憶測はやめてほしい。私が知りうる限りそのような事実はない。) 〔醸造アルコールに良いものと悪いものがあるか〕 基本的には純度以外、良いものも悪いものはないが、蒸留直後のアルコールは、非常にとげとげしさがあり、アルコール添加した場合、アルコール臭がきつく、味わいもきつさが目立つ感じがある。蒸留後十分時間が経過しているものは、比較的まろやかである。 〔そもそもなぜアルコール添加するのかという事は、もう少し考えを整理してから書きます。〕 Homeへもどる |