WORLD-CUP 予選 日本対シンガポール 2004.3.31
非常に見ていて面白みに欠ける一戦。それにしてもM木さんの解説はジーコ監督の采配以上に問題があるような…。試合開始から最後まで、ひたすら「ここは集中が大事です。」というだけなら、誰でも解説ができるでしょう。おそらく、ほとんど球技で真剣に勝つ事を目標とする試合なら、いわなくてもいつでも選手は試合に集中しようとしているはず、思い切って「この10分は集中しなくても適当に流しましょう。」とか解説してほしい。
重要な事は
重要なことは、ワールドカップ後のJリーグといわれる、17日にたまたまチケットを知人からいただき、日本平でエスパルス対ガンバを観戦してきた。エスパルスは、森岡、アレックス、戸田、市川の日本代表4名を擁しているが、この試合に関するとモチベーションを使い果たしたのか理由がよくわかないが全く機能していなかった。特に前半は1本しか市川に対してフリースペースに走りこむボールが配球されていない。試合はマグロンの4得点のみが見せ場だった。ただで観戦したからいいけれど、もしお金を払ってこの試合を見た人はコストパフォーマンスが悪すぎる。
そして日本
1998年フランスワールドカップから今回のワールドカップのメンバーでどちらも主戦力として出場したのは、中田のみである。(森島も入れれば二名)。フランスの時から年齢的な問題以外で代表からはずされたメンバーは、城、平野、中西そして故障よる名波、彼らはどんな気持ちでワールドカップを観戦したのだろうか?そして前園は?いわもとてるは?2006年に彼らの復活はあるのだろうか?
年代的には、日本代表は4年後にピークを迎えるだろうが、その後は人材がやや乏しいような感じだが未来の事はだれもわからない。
デルピエロ対トッティ
デルピエロとトッティがどっちが優れているかといわれても、どっちの料理ショーのようなものだろうが、今大会のファールのもらい方に関してはデルピエロに一日の長があるように見受けられた。シミレーションの導入でより判定は混迷しているが、トッティの韓国戦の例の判定ももう少し踏ん張って倒れるのを我慢しなとPKはとってくれないと思う。(雑誌のインタビューによると本人もPKでないことは認めているがイエローとほどういう事だといきまいていた)メキシコ戦のデルピエロのファールのもらい方はとてもファンタスティックだった。
トルシエ対ヒディング
いまに、こんな特集が組まれるだろうが、采配という意味では、日本対トルコ戦で、西澤と三都主を起用したトルシエ采配と、韓国対イタリア戦での常軌を逸したFW大量投入が比較されるであろう。結果がすべてであろうが、また「勝利への執念が勝った」とか「攻撃的姿勢を失わなかったヒディング」とかという精神論が横行するのだろうか?(その後、そんなに横行してないようで安心した)
韓国対イタリア戦でFWを大量投入した時、私はクレージーな采配だと思ったが、投入されたFWの選手は、FWの位置ではなく、サイドのMFにまわり、MFがDFにまわっていた。異常な雰囲気の中とはいえ機能していた。(あれだけ機能するならそれに備えてフォーメイション練習していたのかもしれない)もし、ここまでのオプションを采配として考えていたなら、あまりにもすごい監督だ。それに応えるだけの能力のあるチームも素晴らしい。でももしかすると、韓国代表とオランダ代表を勘違いしてただとにかく攻撃をしたかっただけなのかもしれない。
ゴールの分類
サッカーの専門家が、ゴールをどう分類するかはわからないが、素人が考えてもいくつかある。
1.シュートする部位によるもの(右足、左足、頭、その他)
2.動いているボールをシュートしたものか(PK、FK、その他)
3.どちらのサイドから攻撃したものか(右、左、中央突破)
等いろいろあるだろうが、もう一つ以下のシュートの分類を提唱したい。
A.シューターがすごいもの
(いちばん有名なのは、マラドーナの5人抜きか?今大会ではベルギー戦のブラジル、リバウドのゴール等)
B.パッサー(アシスト)がすごいもの。(集団としてのシステムの妙によるゴールも含む)
今大会では以外と印象がないが、チュニジア対日本の中田のヘッドにあわせた市川のクロスとか。
C.デフェンス、キーパーのミス
PKもデフェンスのミスといえばミス。GKのハンブルとか。オフサイドトラップでDFが一人残ってしまったとか
D.審判がすごいもの(誤審)
E.AからDが複合したもの
実際は、Eが多いような気がするが、だいたいCはそれを見逃さなかったシューターの手柄という事で、Aに繰り上げられている。もっとも美しいゴールはA+Bかもしれないが、Cも哀愁が漂い趣き深い。皆様はどれが好き?
セネガルVSスウェーデン アイルランドVSスペイン
ベスト8決定屈指の好試合となった両ゲーム、この4チームは極端にデフェンスラインを上げオフサイドトラップをかけるチームではない。しかしコンパクトなサッカーが標榜される現在において特に後半から延長にかけては、4チームともDFは疲労しつくしてラインをあげれず、パスを出来るスペースは十分にあった。(それでもセネガルはドリブルしてきたが)結果としてゴール前のシュートシーンが非常に多く、見る方としては、ものすごくおもしろかった。
このワールドクラスの4チームですら、このアジアの6月の湿気では90分もたないということは、なんらかの方法で90分もつような選手を育成すれば、多少技術の差があっても勝機はあるかもしれない。(ただそれは通常のトレーニングでは無理だろう。)
それにしても、イエロのPKを与えたファールは審判をなめている。(きっとみつからないと確信していたのだろう。)
デンマークVSイングランド
デンマーク完敗。トマソンは完全に孤立した。一点目の失点がすべてか、攻めなきゃいけないデンマークでもかなりいけると思っていたが、イングランド相手では、まさにやりたい事の逆をやられてしまった。
番狂わせ
今回のワールドカップが始まる前に、私はひとつだけ仮説をたてていた。「世界のサッカーの国ごとのレベル差は少ない。」そのため今回は基本的に弱いとされている国を重点的に応援してきた。いままでの結果は、かなり満足のいく結果となっている。
今回の優勝候補といえば、南米の二強ブラジル、アルゼンチンと前回優勝フランス、強力な国内リーグを持つイタリア、スペインに、それに次いでイングランド、ドイツ、ポルトガルというのが、常識的な見方であった。それ以外のアフリカ、アジア、北中米、北欧とのレベルの差は非常に大きいとされている。報道も強国びいきである。(公共放送であるNHKですらそうだ)
番狂わせが、サッカー界の根強い南米・ヨーロッパ至上主義が少しでも変わる転機になれば、今回のワールドカップも意味があるのではないかと思う。
イタリア対エクアドル
今のところ、いちばんつまらない試合が、この試合だった。淡々とビエリが二点入れてイタリアが勝った。かつてイタリアがロッシの活躍で優勝した時は、イタリアは悲壮な雰囲気でブラジルやアルゼンチンと対戦し勝利した。当時、イタリアはカテナチオ(カテナチオ以外特に書く事がなかった。)と呼ばれる堅い守備からの速攻のチームで明らかに南米二強の格下とされており、その優勝は驚きをもって伝えられていた。その後のセリアAの隆盛によりイタリアはトップレベルのサッカー強国となったが、時代は変わり、この試合ですべてのイタリア選手がエクアドルを見下したような試合運びをしていた。(まあ強いのだろうからしょうがないかもね。いつかエクアドルもイタリアを見下す試合運びでリベンジしてほしい。)
フランス対ウルグアイ
今のところ、今回自分的に、一番興奮した試合は、フランス対ウルグアイだ。ウルグアイといえばレコバ。このワンタッチプレーを主体に組み立てる司令塔が全盛の時代に、あくまでボールをドリブルし組み立てるレコバの姿はとてもラブリー。しかもフランス相手に通用しているから驚異だ。ダリオ・シルバの悪役ぶりもはまっている。解説の皆様はみんなフランスをもっとみたいようだが、もっとウルグアイがみたいなあ。
FIFAの試合公式レビューはこちら
審判問題
日本VSベルギー戦の稲本の幻のゴールの判定もわかなかったが、その後終了直前のベルギーのFWに対する楢崎の詰めはおそらくPKだっただろう。審判もつい稲本の時は、日本不利の反則を採ってしまったので、おそらくバランスをとってPKにしなかったんじゃないだろうか?それは、単なる邪推だが、今回のワールドカップは、TV観戦していると、様々な角度よりスロー再生してくれるので、より審判の判定に対して疑念が深まる。グランドを駆け回る審判よりも、一視聴者のほうが、良い角度からプレーを判定できる時代となってしまった。審判受難の時代は続くだろうが、誤審に対してどのような評価システムがあるんだろうか?(トルコ対ブラジル戦は審判はひどすぎる)
セネガル対柏レイソル
ワールドカップ開幕、そしてセネガルがフランスに勝った。セネガルは志太泉の地元藤枝市でキャンプをしていた。ここでお付き合いの親善試合で柏レイソルと練習試合をしている。1対1で相対した時、サンパイオを除く柏の選手がドリブルしてもほとんど抜けそうになく、すぐとられそうだった。逆にセネガルの選手がドリブルするとちょっと止められそうになかった。(ふたりぐらいで囲むと取れる)でもやる気がないのか、セネガルのセンタリングやシュートはあまり正確性がなく、試合は0対0で終わった。セネガルと柏レイソルは引き分け。セネガルはフランスより強いという事は、柏レイソルはフランスより強いということなのか?(フランスにはジダンがいなっかったが、レイソルも、ホン・ミョンボ、ユ・サンチョル、ファン・ソンホンを欠いている。そういえば明神もいなかった。)
レイソルの公式HPの試合結果はこちら
あと、アフリカのFWはだらだらしている。前線では、チェックをあまりしない。追いつけないと判断したルーズボールは一切追わない。日本のFWはチーム戦術として、ほんとよく前線からチェックするが、やっぱチーム戦術を別にしても日本人は追いつけなくても追うとこに美学があるのだろう。(その後、ワールドカップ本戦をみてみるとルーズボールをアジアは超追う。ヨーロッパは結構追う。南米も意外と追う。アフリカはあんまし追わない。)
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